第6回 帰国目前!残すは修士論文のみ
山口 悠佳さん
beoの留学サポートを利用して留学
留学分類: | 大学院・MBA留学 |
専攻名: | |
留学期間: | 2017年9月~2018年9月 |
2017年度より、イギリス、マンチェスター大学の大学院(修士課程)、MA Human Rights-Political Sciences へご留学中の山口さんから、現地レポートが届きました!2学期の論文提出も終了し、残すは修士論文のみというご状況の山口さんも、いよいよ帰国間近です。どのように修士課程での論文やエッセイに取り組まれているのかを書いていただきました。ぜひご覧ください。
イギリスはまだまだジャケット必須!
5月に暖かい日が続きましたが最近また涼しくなり、6月も後半なのにジャケットが手放せないです。イギリスは冬が長い分、20度を越えると薄着の人が目立ちます。
私も普段は家か学部のあるビルで勉強をしていますが天気がいいと外に出たくなるのでこのような天気のマンチェスターでちょうど良かったのかな、と思います。
写真は、天気が良かった日にピクニックをした時のものです。
残るは修士論文のみ
2学期のエッセイ提出も終わり、残るは修士論文(以下、修論)のみになりました。 修論は修士課程でも最も時間をかける論文です。そして文字数も多いため、テーマに迷うこともあるかもしれません。私もスーパーバイザーから
「将来につながる論文にした方がいい。」
という助言をうけ、入学当初から考えていたトピックから、自分が将来進みたい分野に関わる論文にしました。
コースにもよりますが、私のコースは1学期終了後に修論のトピックと内容を提出し、そこから修論のスーパーバイザーが決定されます。2学期は修論デザインのゼミがあり、そこでテーマと用いる理論、チャプターの説明のプレゼンを行い他の生徒のアドバイスをもらいます。それと並行してスーパーバイザーとのミーティングが月に一回の頻度でありました。
学校も休みに入り、学部生がいないので少し寂しくなりましたが修論に集中できる環境をありがたく思っています。私も今月末に帰国し修士論文を書き上げたいと思っています。
この写真の日も、フラットメイトが帰ってしまうので、パーティーをしました。
修士課程で取り組む論文・エッセイ
留学は1年だといいますが9月に授業が開始し、2学期は5月で授業が終了したため、実質の「授業期間」は8ヶ月ぐらいです。そしてその間に冬休みの休暇とイースター休暇が1ヶ月ずつあるので更に短くなります。
1学期の最初の授業で教授に
「マスターレベルではself-learningが求められる」と言われましたがその通りだと思いました。
私のコースは学期末のエッセイが成績の75-80%を占めます。そしてそのトピックも自分の興味のあるものを選ぶことができます。
リーディングや授業で教わったことをエッセイのトピックにすることができますが、論文を書く為には自分でリサーチや追加のリーディングをする必要があります。そのため、授業で学ぶのは浅く広く、そして自分で決めたトピックは深く、狭く学ぶことができていると思います。
イギリスにいるのは後数日しか残っていないですが、悔いのないように過ごしたいと思います。
約1年間の留学生活が終わり、マンチェスターにはあと数日の滞在で、いよいよご帰国される山口さん。現地からのレポートは、これが最後となりました。
Self Learning のお話をしていただきましたが、修士課程では非常に重要です。自身での学習で掴んだものが、成績に繋がっていくのですね。 実質授業の期間は1年もないとのことで、そのコンパクトな短期間でどれほどのものを得られるか、まさにスピードと学習の質の勝負と言えるでしょう。現地の学生と方を並べて授業に「参加する」ために、スタート地点の英語力やアカデミックスキルがどれだけ大切かも感じていただけたのではないでしょうか。
充実した留学を送られた山口さんの無事のご帰国を祈っています。
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