イギリス、マンチェスター大学院留学 人権・政治学を学ぶ〜国際機関で人権問題に取り組むために〜 第5回 「目の前の自分ができることをする」

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マンチェスター大学院留学 人権・政治学を学ぶ〜国際機関で人権問題に取り組むために〜 第5回 「目の前の自分ができることをする」

山口 悠佳さん山口 悠佳さん
留学分類:大学院留学
専攻名:MA Human Rights-Political Sciences (Standard Route)
留学期間:2017年9月〜2018年9月
beoの留学サポートを利用して留学

2017年度より、イギリス、マンチェスター大学の大学院(修士課程)、MA Human Rights-Political Sciences へご留学中の山口さんから、現地レポートが届きました!留学生活も半ばに差し掛かっていますが、なんと大規模なデモに巻き込まれ、授業が受けられないというトラブルに。その時、山口さんはどのように現状を受け止めたのでしょうか?ぜひご覧ください。


今学期のセミナーテーマ

今学期のセミナーは Theories of Rights 権利の理論(哲学)、Human rights in World politics 国際政治における人権、Dissertation Research design 修士論文デザインと、UN and International security 国連と国際安全保障です。これらのセミナーと並行で修士論文に向けてスーパーバイサーとのミーティングも行われます。

先学期は理論ベースが多かったのですが、今学期は実際に起きた、または、起きている問題に焦点を当てたクラスが多いので知識として取り入れやすいと感じています。

デモのはなし

イギリスはデモが多いです。今学期も、教授・スタッフの退職金の問題で、イギリスの60以上の大学で過去最大規模の4週間にも及ぶデモの為に、セミナーが全てキャンセルになってしまいました。

自分の権利を主張する為にデモは効果的であると感じますが、生徒である以上、授業や教授のアドバイスを受けることができないことは、ダメージが大きかったです。
生徒たちも授業料返還の署名運動を行ったり、学長に抗議のメールを送ったりしていますが、今の所目立った効果はありません。エッセイの締め切りが延期されたりしましたが、修士論文の提出があるので、影響がどこまで及ぶのかは現時点ではわかりません。

権力に対してデモを行う意義は大きいと思います。しかし、交通機関や大学院など、自分にその影響が及ぶこともあります。どういう行動をとるのが正しいのかは分かりませんが協力隊時代にも思ったことは、「自分のコントロール下にないことについては悩まず、目の前の自分ができることをする。」ということです。

どんな状況でも前向きに

今は大変でも、色んな人や様々な経験が後から振り返ると大切な糧になると思うので前向きに考えていきたいです。
社会人を経験してから大学院に進む上のメリットは、自分の経験と照らしあわせて物を考えることができることと、時間配分に気を配れることです。
時間配分はまだ留意しなければいけないところですが、様々なことが同時進行で進むので自分で優先順位を決めてから物事を進めることが重要だと感じます。

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今は、学期末の各セミナーの論文提出の締め切りに追われていますが、これが終わればもう修士論文のみなので頑張ろうと思います。

イギリスもようやく暖かくなり始め公園は日向ぼっこする人で賑わっています。



日本でも報道された大規模なイギリス大学スタッフによるデモは、山口さんをはじめとする留学生に多大なる影響をもたらしました。山口さんのように「今、自分にできること」と、「自分ではどうしようもないこと」を割り切って行動する姿勢は、どのような場面でも大切なことなのではないでしょうか。客観的に物事を視ることは、状況の整理ができ、無駄な労力を省くことができますよね。
様々なハプニングもありますが、いよいよ最後の修士論文が見えてきているとのこと。
留学生活を楽しみながら頑張ってください。

 

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